CHIVAS CRAFT BROTHERS(シーバス クラフト ブラザーズ)

CHIVAS CRAFT BROTHERS

2018年1月18日、ペルノ・リカールジャパン株式会社が展開するスコッチウィスキー「シーバスリーガル」がスポンサードする「シーバス・ベンチャー」「シーバスクラフトブラザーズ」「シーバスリーガル ゴールドシグネチャー・アワード」の発表・表彰式がグランドハイアット東京(東京・六本木)で開催された。


 この中で行われた「シーバスクラフトブラザーズ」のトークセッションでは、昨年「シーバスリーガル ゴールドシグネチャー・アワード」を受賞した元サッカー日本代表選手、中田英寿氏と日本酒「満寿泉」を展開する株式会社枡田酒造店(富山)の代表、枡田隆一郎氏が登壇した。
 日本酒好きとして兼ねてから名を馳せていた中田氏が代表を務める(株)JAPAN CRAFT SAKE COMPANYプロデュースの元、「シーバスリーガル」と「枡田酒造店」とのクラフトマンシップ、フレンドシップの競演『Chivas Craft Brothers Project(シーバス クラフト ブラザーズ プロジェクト)』が立ち上げられ、シーバスとしては初の試みとなる日本酒とのコラボレーションが実現した。
 このコラボレーションについて中田氏は「今伸びている日本酒市場だが単独ブランディングには限界がある」、枡田氏は「(日本酒の)ポジションを上げる大きなチャンス」と言い、日本酒にとっての大きなステップの一つと捉える。
 今回のプロジェクトではシーバスリーガルを12年熟成させた樽に枡田酒造店の醸した日本酒を熟成させる試み。
「(ウィスキー樽には)味と香りがしっかりついている。その中にどういう日本酒を入れたら相乗効果が生まれるのか、付加価値のある酒ができるのか」「普通の日本酒を入れていたら(ウィスキーのインパクトに)負けてしまう」と両氏。
黒い米や赤い米(古代米だろうか?)、(米を)磨かずに醸したものなど試行錯誤した日本酒が現在も熟成中で、順調にいけば6月にも完成予定だという。果たしてシーバスと日本のサケがどのように融合されるのか?今から楽しみである。
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中田英寿氏(左)と枡田酒造店代表、枡田隆一郎氏

 終了後はウェブで募集し当選したラッキーなシーバスファンも交えたレセプションパーティーが行われた。シーバスリーガル名誉マスターブレンダー、コリン・スコット氏も参加しシーバスリーガル18年を楽しんだ。
(コリン・スコット氏と私は2010年の来日以来の再会である。下記参照)


禁酒法で消えた「シーバスリーガル25年」の復活から知る「マスターブレンダー」の仕事

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8年ぶりに来日したシーバスリーガル名誉マスターブレンダー、コリン・スコット氏
 

このほか以下が発表・表彰された。
○より良い未来の創造を目指し、ビジネスを通じて世界的な社会問題や環境問題の解決に取り組むスタートアップを支援するコンペティション「シーバス・ベンチャー」の日本代表発表
『仲本千津氏:(株)RICCI EVERYDAY代表(ウガンダ発のトラベルバックブランド)』
○「ゲーテ」(幻冬社発行)と設立した本業のビジネスの成果を通して社会に活力を与えると同時に、社会貢献にも寄与されたビジネスリーダーに贈られる名誉賞、「シーバスリーガル ゴールドシグネチャー・アワード 2018」の表彰
『ビジネスイノベーション ソーシャル部門:(株)LINE CEO 出澤剛氏』
『ビジネスイノベーション ファッション部門:(株)マッシュホールディングス 代表取締役社長 近藤広幸氏』
『ビジネスイノベーション エンターテインメント部門:公益財団法人 日本サッカー協会 最高顧問 川淵三郎氏』
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右よりコリン・スコット氏、ペルノ・リカールジャパン(株)社長ティム・ペック氏、LINE(株)出澤剛氏、(株)マッシュホールディングス近藤広幸氏、日本サッカー協会川淵三郎氏、特別審査員 作詞家・プロデューサー秋元康氏、特別審査員 幻冬社社長見城徹氏、ペルノ・リカールジャパン 渡辺一人氏