"SAKURA"Japan Women's Wine Awards2018(サクラアワード) 審査会

"SAKURA"Japan Women's Wine Awards2018
(サクラアワード2018)
審査会

 女性審査員によるワインコンペティション"SAKURA"Japan Women's Wine Awards2018の審査会が1月29日から31日の3日間に渡りウェスティンホテル東京(東京・恵比寿)にて行われた。
 5回目となる今年は世界34カ国から過去最高となる3432アイテムの出品があった。これら全アイテムを510人の女性審査員(170人/1日)で(ブラインド)テイスティングし、ダブルゴールド・ゴールド・シルバー・特別賞を決定する。尚、今年は特別賞にロゼ部門が新設された。
 当アワードの事務局長であり、審査責任者でもある田辺由美氏は「出品されたワインは(造り手が)自信を持って造ったワインばかり。造り手の気持ちを考えつつも、メリハリのある審査を責任持って行って欲しい」と審査員たちに促した。また、日本でのさらなるワイン消費量拡大(目標は年間一人あたり5リットル、現在のところは3,6~3,7リットルほど)、今後の拡売に繋げるべく『ワインの開花活動』についても力強く語った。

 私は2日目に取材ではなく審査員として参加させてもらった。審査員はインポーターや小売(ワインショップ、デパート、通販など多岐)、飲食店勤務、ジャーナリストなど、女性ワインプロフェッショナルばかり。5人一組のグループとなって4フライト(4カテゴリー)を審査。1フライト12アイテム×4、1日で48アイテムをテイスティングする計算だ。グループによってテイスティングするアイテムが異なるため、同じ時間帯でも白のテーブルあり、泡のテーブルあり、ロゼのテーブルあり、赤のテーブルあり、テーブルの上はとても華やかである。が、何せテイスティングの数が多いのとワインと真剣に向き合っているため、審査員たちは時間の経過とともにだんだん疲労してくる。最後のフライトが赤だった我々のテーブルのメンバーもさすがにお疲れモードだったが、12種類もの同品種のワインを一堂にテイスティングするチャンスでもあった。審査会ではあったが勉強の場でもあったわけだ。感謝!である。
最後歯が真っ黒になったのはご愛嬌。

 受賞ワインの発表は2月14日サクラアワードHPにて、ダイヤモンドトロフィー&特別賞グランプリ表彰式は3月6日のFOODEX幕張メッセ)にて行われる。

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サクラアワード事務局長及び審査責任者の田辺由美氏
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審査前(嵐の前?)の会場